「自分の作ったものが残るからいい仕事だね」
とよく言われます。確かにその通りですが、残す物づくりの考え方も大切だと思います。
たとえば、昭和初期に建てられた家、幾つか拝見した事がありますがすばらしいものばかりです。
技術、技で組み上がっているからと言って、現在の建築が悪い訳ではありません。
昔の技術、技がもちろん使われていますし、いい物は幾らでもあります。
昔の技術と新しい物を融合して残す これが物づくりの原点だと思います。
そして、誰よりも真剣に考えなければいけないと感じています。
親の代から50年続いていますが、親からの信頼と積み重ねそして、
皆様の支えがあったからこそ今に至っていると思います。
これからも更なる向上を目指し、日々努力してまいりますので何卒宜しくお願い致します。

敬具




自分のこだわりや思いがこめられた家、そして、
御施主様が満足をする家づくりを目指しています。
最近の家はデザイン重視の建物が比較的多く見られる様な気がしますが
それはそれで個性もありいいと思います。
しかし、家づくりをしていく上でもっと大事なこともあります。
それは、自分や家族にとって「家とは何か」を考えるということです。
自分たちの生活スタイル、外観、間取り、デザインそれらも大切ですが、
やはり家族あっての家だと思います。
そこで、自分や家族が家に対する思いを同じように持ち、
そして家はどのような意味を持つのかを考え、
家を中心とした家族の輪を一つ持つことが大切ではないかと思っております。
そして、その物を形にしていくのが私達の努めだと信じております。
本当に快適な家、それは家族あっての家だと私は考えております。

建築業者の基本は、プロ意識を持ち、常に勉強することだと考えます。
今までに一つや二つの失敗は必ずあります。
しかし、そのまま終わらさずその失敗の原因を追求し、
つきとめ 失敗を二度と起きない様にするのがプロです。
でも、怠慢であったり、失敗を認めず、その場凌ぎのことはしてはいけない。
それでは、最後にお客様が迷惑するのです。
建築のプロは総合的にいろいろな知識がなくてはいけなく、建築基準法や施行方法、
商品知識、的確判断やアドバイスが出来なくてはならないです。
勿論、下請け業者に任せきりな様な事もしては行けない。
それは確かに大変ですが、だからこそもっと勉強すべきではないでしょうか。
そして、家づくりの難しさに、まだまだ悩み続ける毎日です。